野に咲く花のように そよ風に吹かれて

心痛んだり塞ぎ込んだりした時など「泣いたカラスがもう笑う〜和む」のように少しでも優しい気持ちや元気になれるようなメッセージを伝えてゆけたらと思っています。

心と心で

私が手元に大切に保管している品々の一つに、ある女子中学生の弁論大会の原稿があります。
タイトルが『心と心で』というものです。
私自身つい心が乱れたり~荒んでしまった時など、我が脆い心を鎮める為の処方箋として何度も読み返しています。
内容はある障害を持って生まれてきた幼い男の子との出逢いを通じて、多感な時期の彼女が心の成長を自らしてゆく様子を「優しい気持ち」や「温かい気持ち」や「ありがとう」という言葉などと共に綴ったものです。
他人に対する深い思いやりと向かい合う心の揺らぎや葛藤が素直に飾らずに表現されていて読むたびに私の心も洗われます。

この『野に咲く花のように そよ風に吹かれて』の筆タイトル字は、この女子中学生が成長し授かった娘さんに書いて貰いました。
来年中学生になるという彼女にも母親の優しいDNAが宿っている事でしょう!

その幼かった男の子も両親の献身的な深い愛に育まれて立派な体格の成人になっているそうです。

心と心で』 良いタイトルだなぁ……と思っています。